虚無に向かって歩いている 進んでいるのか どこに行くのか 分からないまま歩いている 世界は絶望だという ほんとうは光などなく 進み続けるのは 希望を信じる阿呆のすることだと 酷く痛む瞼を上げて 歩を進める お気楽で結構だと 嘲笑が聞こえる じわりと視…

私は美術部に在部している 校舎の三階の端の方、 ｢文化棟｣と呼ばれたりしていて、用のない人たちはほとんど出入りしない美術室の、そのまた奥に私たち二年生13人はいる 朝、登校すると私は部室に向かう 一人がけのソファがふたつと、三人ほど座れる長いソフ…

｢なんかよくわかんない奴だなあ｣というのが私がクラスの人たちから思われていることだと思う 特定の人とは普通に話すけれど、他の関わりのない人とは全く話さない 話そうとしているわけでもない 正直、いろんなひとと話して、笑って、って出来たら、どんなに…

今日もおつかれさまです もし見てくださってる方がいたら ありがとうございます 椋鳥です まず、簡単な自己紹介として わたくし椋鳥ですが、学校では美術部に所属している高校生です 人と話すのがあまり得意ではなく、普通に話せるようになるまで一年程かか…